AI要件定義では、8〜16週間で検証に基づいて包括的にAI・データ・成果・組織・移行のあるべき姿を定めます。GotoAIは、独自のフレームワーク「ADOPT」を用いて、選定したAI施策を堅実・具体的・実現可能・測定可能な実行計画へ落とし込み、その後のPoC・要件定義を繋げて支援します。
ADOPT分析の意義
初期診断で優先順位づけされたAI施策では、重要な要件事項がまだ曖昧な状態であり、そのままPoCへ進むと、的外れ、実行効率が落ちるなど様々なリスクがあります。とはいえ、この段階で未知の情報がたくさん存在し、完璧な実行計画の作成はほぼ不可能であり、いわゆる典型的なにわとり・たまごのジレンマです。
ここでGotoAIは、ADOPT(Agent、Data、Outcome、People、Transition)フレームワークを提案し、AI実行計画の策定を支援します。その後、PoC/効果検証を繋げて中身をアジャイルで反復的に更新し、限られた時間・リソースの中で最適解を導き出します。

- Agent(AI主体)— AIの担当範囲、人との協働パターンを確認。役割・自律度・ガードレールを定め、AIソリューションの仕様を描く
- Data(データ)— 必要なデータの状態を確認し、データの品質・取得性・ガバナンスを整理。フィードバック等の仕組みを整える
- Outcome(成果)— AI施策の成功指標、KPI・基準値・コスト・測定方法を定める
- People(人と組織)— 社内業務フロー変更にあたって、能力ギャップ・動機・定着を見極め、組織変革(チェンジマネジメント)を設計
- Transition(移行)— 現状から新たな業務への移行パスを設計。連続・非連続性を考慮し、試行・撤退・順序・時間軸を計画
この5つの観点を初期診断の結果に基づき網羅的に整理することで、後続のPoC・要件定義が「検証すべきこと」「定義すべきこと」を見失わずに進みます。
フレームワークの詳細は、弊社のAI論考記事をご覧ください。
ADOPT:戦略から実装へ、AI実行計画のフレームワーク
4ステップで進める、PoCから要件定義まで

【STEP 1】AI実行計画策定
初期診断の結果に基づき、弊社独自フレームワークADOPTを用いて、AI・データ・成果・組織・移行の計画を網羅的に策定
▶ アウトプット: AI実行計画
- AI構成初期設計
- データ活用初期設計
- KGI・KPI体系初期設計
- 運用ロール初期設計
- 移行初期案・全社ロードマップ整合性初期見立て
【STEP 2】プロトタイプビルド
PoC実施用のAIプロトタイプを構築し、PoC/効果検証の計画を作成
▶ アウトプット: AIプロトタイプ
- 選定したLLM
- AI実行フレームワーク
- 効果検証測定目標
- A/Bテスト仕組み
- PoC実施計画
【STEP 3】PoC/効果検証
PoCを実施し、A/Bテストを用いて施策効果を検証。実施とプロトタイプ・計画の修正を同時進行で行う
▶ アウトプット: PoC実施・効果検証レポート
- PoC実施経過レポート
- 効果検証レポート
- 示唆・推薦結果のまとめ
【STEP 4】要件・全体設計確定
修正したAIプロトタイプ、PoC/効果検証の結果に基づき、要件定義・全体設計を行って確定する
▶ アウトプット: 要件定義・全体設計書
- LLM選定・評価基準定義
- AIフレームワーク定義
- データ要件定義
- 機能要件定義
- セキュリティ要件定義
- その他非機能要件定義
- KGI・KPI・監視指標定義
- 業務フロー・運用ロール定義
- システム移行・全社ロードマップ整合性判定指針
- 運用・保守・監視指針