AI導入初期診断支援

 AI活用に大事なのは、「AIに何ができるか」ではなく「自社のどこにAIが最も効くか」を見極めることです。

 GotoAIのAI導入初期診断は、4〜8週間で現状とギャップを明らかにし、AI施策の優先順位と期待効果をご提示するサービスです。業務インタビューとデータの確認から始め、弊社独自の分析手法SCANで施策を構造的に評価し、有望な施策は隔離環境のデモ・シミュレーションで実際に手を動かしてご確認いただきます。最終的に、経営判断に使える「初期診断レポート」をお渡しします。

図1:AI導入初期診断の実施の流れ
図1:AI導入初期診断の実施の流れ

こんな課題をお持ちではありませんか

  • 生成AIを試してはいるものの、PoC止まりで業務成果につながっていない
  • 施策候補は挙がるが、どれから着手すべきかを社内で決めきれない
  • 投資対効果を経営層に説明できず、稟議が前に進まない
  • 情報漏洩が心配で、外にデータを渡さないためにAIをどう持つべきかわからない
  • 現場の期待と経営の期待がずれており、優先順位の合意が取れない

初期診断が提供する3つの価値

1. 現状とギャップの可視化

 業務の現状・ニーズ・データの状況をインタビューで確認し、ありたい姿との差分を整理します。「AIを入れる前に、何が足りていないのか」を事実ベースで共有できる状態にします。

2. 施策の優先順位づけ

 挙がった施策を感覚ではなく、SCANという分析軸で構造的に評価します。「価値が出るか」だけでなく「その価値を自社に残せるか」「企業戦略と噛み合っているか」まで踏み込んで判断します。

3. 期待効果の初期見積もり

 分析とシミュレーションの結果をもとに、導入によって期待される効果を初期見積もりとしてご提示します。稟議・投資判断の材料としてお使いいただけます。


診断の進め方

 初期診断は4つのステップで進めます。期間はスコープに応じて4〜8週間です。

STEP 1|現状分析

 インタビューを通して、業務の現状とニーズ、データの状況を確認します。

主なアウトプット

  • 現状・ギャップ分析レポート
  • データアセスメント

STEP 2|AI施策の一覧化・可視化

 弊社独自手法SCANでAI施策を構造的に分析し、潜在価値・獲得性・配分・企業戦略整合性の軸で評価します。

主なアウトプット

  • AI施策一覧表
  • SCAN分析結果

STEP 3|デモ・机上試験

 有望なAI施策に絞り、隔離したAIデモ環境・机上シミュレーションで、お客様自身に実操作していただき、AIの動きを体感的にご確認いただきます。

主なアウトプット

  • デモ・シミュレーションの活用による実演

※ 初期診断の際に構築・活用したAIデモ・シミュレーションは、プロジェクト終了に伴い停止・廃棄いたします。

STEP 4|施策の優先順位づけ・期待効果の提示

 AI施策を総合的に評価して実施の優先順位をつけ、分析とシミュレーションの結果をもとに、期待される導入効果をご提示します。

主なアウトプット

  • 初期診断レポート

弊社独自の分析手法「SCAN」

図2:SCAN分析手法の概要
図2:SCAN分析手法の概要

 AI導入のビジネスインパクトを最大化するには、AI施策の適切な評価が欠かせません。SCANは、GotoAIが提案する、「AI価値の獲得」と「企業戦略への接続」に焦点を当てた分析フレームワークです。

 多くのAI施策評価は「どれだけ効率化できるか」で止まります。SCANは、生み出した余剰を自社に残せるか、その余剰をどこへ振り向けるか、そして経営戦略と整合しているかまでを一続きで評価します。

表1:SCANの分析内容

観点分析内容
S – Surplus(創出)余剰を生み出すAIと労働の関係に基づいて、余剰の種類・類型・規模を分析します。
種類:代替/拡張
類型:コスト/時間/能力/生産量
規模:金額、人時
C – Capture(獲得)余剰を保持できるか創出した余剰を自社に残せるかを分析します。
内部のリーク:人時の刈り取りの非連続性などにより、保持できず消える
外部のリーク:市場・顧客へ渡してしまう
A – Allocation(配分)消費か複利かを決める獲得した余剰を自社のどこへ振り向けるかを分析します。
消費(Consume):再投資に使わない
複利(Compound):再投資に活用する
N – Navigation(針路整合)企業戦略との整合性経営戦略との整合性を中立・客観的に評価し、状況に応じて経営層へフィードバックします。

 SCANによる評価結果は、そのまま施策の優先順位づけに接続されます。

 分析手法の詳細は、弊社のAI論考記事をご覧ください。
 SCAN:AI施策の分析フレームワーク


成果物

 診断終了時に、以下をお渡しします。

  • 現状・ギャップ分析レポート
  • データアセスメント
  • AI施策一覧表
  • SCAN分析結果
  • 初期診断レポート(施策の優先順位と期待効果を含む)

 初期診断のみのご依頼も可能です。診断結果をご覧いただいたうえで、次フェーズへ進むかをご判断ください。


よくあるご質問

Q. AI施策の候補がまだ社内にありません。それでも依頼できますか。
A. 問題ありません。STEP 1の業務インタビューと現状分析から施策候補を洗い出すところが、初期診断の主な役割です。

Q. 実データを渡す必要がありますか。
A. データアセスメントのためにデータの状況を確認しますが、対象範囲と取り扱い方法は事前に協議のうえ決定します。実データを渡さなくても、業務仕様に合わせてダミーデータを作成できます。デモ・シミュレーションは隔離環境で行い、終了後に廃棄します。

Q. 現場から人を出す余裕がありません。負担はどの程度ですか。
A. 主な稼働は業務担当者へのインタビューと、STEP 3のデモをご確認いただく時間です。分析・レポート作成はGotoAIが担当します。

Q. 初期診断だけで終えても構いませんか。
A. 構いません。初期診断レポートは、次フェーズへ進む・進まないの判断材料としてお使いいただくことを想定しています。

Q. 診断の結果、「今はAIを入れるべきではない」となることはありますか。
A. あります。SCANのN(針路整合)は、経営戦略との整合性を中立・客観的に評価する軸です。整合しない施策は、その旨をお伝えします。

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